2010年12月23日木曜日

手術支援ロボット「ダビンチ」

手術支援ロボット「ダビンチ」が前立腺がんの摘出手術で
活躍しています。

前立腺がんの手術にはいろいろな方法がありますが、
からだへの負担が少なく、早く退院できることから、
腹腔鏡による手術が多く行われます。

腹腔鏡手術は、おなかに小さな穴をあけてチューブを通し、
カメラやメスを入れてがんを切除します。
医師は離れた場所で、モニターに映し出される
三次元画像を見ながらコントローラーを操作します。
医師の手の動きに合わせてダビンチの腕も動きます。

腹腔鏡手術は機器の操作が難しく、習熟に時間がかかりますが、
手ぶれ補正の機能などもついており、従来の手術よりも短時間で
習熟することができます。

日本ではまだ20台程度しか設置されていませんが、
米国では1200台、欧州では300台が設置されています。


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